健康の図書室とは


健康の図書室とは

 心と体に関する知識を広げて、医療関係者と相談するための情報の提供だけを健康の図書室は行います。特定の治療法や医療機関を勧めるものではありません。

 健康や医療に関しては、研究が進むとともに、過去の常識がひっくり返されることも多々あります。
 そして残念な話ではありますが、マルチ商法などとも結びつきがちです。
 たとえ医師や研究者のコメントがついていたとしても、それだけで「正しい」と思い込まないほうがよいでしょう。新しい情報なのか、広告ではないかを確認することも大切です。

 科学においては「絶対に正しい」ということはありません。今の科学で「正しい」とされていることも、一時的な見方に過ぎないのです。歴史を振り返れば、「正しい」が何度も覆されてきました。「正しい」には限界があることも、心に留めておいてください。

 このサイトは、市川みらいアーカイブ(千葉県市川市の民間のデジタルアーカイブ)が運営しています。
 

お勧めの情報収集法

 インターネットは、検索性に優れますが、人間の体や病気の全体像をつかみにくいものです。ネット検索を繰り返して、細切れの情報に振り回されるケースも珍しくありません。

 ですから、まずは本を読んで、体の仕組みを知ることをお勧めします。

 健康に関する本については、主に西洋医学に基づくものと、主に東洋医学に基づくものがあります。
 西洋医学に基づく場合には、情報が更新されやすいため、5年以内に出版されたものをお勧めします。また、本の内容をインターネットで調べて最新情報と照らし合わせるといいでしょう。

 タイトルは西洋医学の本のようでも、内容は東洋医学がベースになっているケースもありました。著者が鍼灸師であったり、「薬膳」「中医学」などとプロフィールに書かれていたりしたら、東洋医学がベースの可能性が高いといえます。

 なお西洋医学と東洋医学は、人体観が根本的に異なります。西洋医学の観点だけで東洋医学を否定するのは、畳の部屋に土足で上がり込むような行為です。

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